当研究室では、動物の社会のありようをさまざまな観点から理解することを目指します。とくに group living (群居)という現象に着目し、動物たちが共に生きる(共在する)仲間たちとどのように関わり合っているのか、その実態を解明するとともにその進化を論じます。

群居の多様性
動物の群居のありかたは種や分類群によってさまざまです。社会性昆虫といわれるアリやハチの群れでは、明確な役割分担がなされ、あたかも群れが一個の生物であるかのように組織化されています。それに対して、シカなどの偶蹄類の仲間の多くは、水場や食物のあるところに集まることはありますが、「集団」といえるような社会関係や組織化はみられません。鳥類の一部には、繁殖の時だけ非常に大きな集まりを作る種もいます。このような群居の多様性はいったいなぜ生じるのでしょうか?
霊長類の群れと人間社会
哺乳類の中では、 霊長類 (サルや類人猿の仲間)の群居には際立った特徴があります。かれらの多くは、ある程度固定したメンバーが長期間安定して共に遊動する群れをつくります。そして、群れの中で配偶関係を持ち、生まれた子を育てます。いくつかの種では、群れが世代を越えて受け継がれていきます。このような安定して持続的な群れを維持するために、彼らは互いを識別し、さまざまな社会的相互作用を通じて個々の利害を調整しています。
ところで、私たち人間も ヒト (Homo sapiens) という動物種です。当研究室では、ヒトも動物の一員として研究対象に含めます。ヒトの社会は他の動物の社会にはみられないさまざまな特徴を備えています。ヒト以外の動物との比較を通じて、人間社会の理解に新たな洞察を加えるとともに、人間社会の進化の復元を試みます。
動物が大好き!人間も大好き! という皆さん、ぜひ当研究室に来てください!
メンバー
教員
- 教授
- 竹ノ下祐二
学生
- 4年生
- 西岡蒼太
- 庵下統聖
- 清水悠成
- 単鈺軒
- 藤崎真
- 村上茉優
- 森健太郎
- 3年生
- 浅木颯人
- 河野愛己
- 嶝口ひより
- 任梓鍇
- 山口春香
問い合わせ先
- y-takenoshita[at]ous.ac.jp ([at]を@に変えてください)