卒論やレポートなどの文章を書く時の作法はアカデミック・ライティングとよばれます。 アカデミック・ライティングのスキルは大学での学習において重要です。 これを早く身につけると、レポート課題や卒論の大変さを軽減できるし、評価も高くなります。 また、アカデミック・ライティングは一般社会においても通用します。 なので、就活にも、そして就職後にも使える大事な社会人スキルのひとつでもあります。
とくに重要なのが「パラグラフ・ライティング」とよばれる作法です。 これは、文章における「段落 (パラグラフ)」の書きかたの作法ですが、アカデミックライティングの基本中の基本です。 パラグラフ・ライティングを習得すると、自分の言いたいことを短い文章で効率的に伝えられるようになります。 また、パラグラフ・ライティングの考えかたは、複数の段落からなるより長い文章 (レポートや卒論) にも応用できます。 パラグラフ・ライティングは、大学生が最初に習得すべきアカデミックスキルだといえるでしょう。
Taylor & Kluge による 「Basic Steps to Academic Writing Student Book」(センゲージ・ラーニング、2012年) は、英語で書かれたパラグラフ・ライティングの入門書です。 英語の本、と聞くと少し尻込みしてしまうかもしれませんが、この本はいわゆる原書ではありません。 日本の大学生向けの英作文の入門テキストとして書かれたものです。 内容も英語も平易でわかりやすいです。 全部で17章からなり、各章にはワークもついていて、実践的に学べます。 作文力をつけたい、と思っている学生におすすめです。
- 書誌情報
- Basic Steps to Academic Writing—From paragraph to Essay. Matthew A. Taylor and David E. Kluge. センゲージラーニング. 2012年. ISBN:978463122093. 2,700円 (税抜)