「生態学」は、生物と環境の相互作用に関する学問で、非常に幅広い分野です。いくつものサブカテゴリーがあり、「行動生態学」「進化生態学」「個体群生態学」「群集生態学」などさまざまです。ほかにも「○○生態学」はたくさんあります。
金曜1限の「生態学」では、行動生態学から群集生態学まで、生態学について網羅的に学習します (動物の生態については3回生配当の「動物生態学」で詳しく学びます)。詳しい知識を身につけるというよりは、生態学の諸領域について、その基本的な考えかたを紹介するような感じの授業です。
行動や生態にあまり関心のない人でも、この授業で生態学の基礎を学ぶことは、きっと自分の専門領域に役立つはずです。 いくつか、参考書を紹介しておきます。
- 「大学1年生の なっとく!生態学」(鷲谷いづみ著、講談社、2017年)
- 授業の指定参考書です。基本的にこの本にしたがって各回の内容をつくっています。イラストが多く、平易なことばで書かれており、入門書としては最適です。[Amazonリンク]
- 「生態学入門 第2版」(日本生態学会編、東京化学同人、2012年)
- 日本生態学会による教科書です。幅広い分野を網羅的に扱っています。[Amazonリンク]
- 「生態学の教科書 理論×統計×シミュレーション」(門脇浩明・立木佑弥著、共立出版、2025年)
- 統計ツールのRを使ってデータをいじりながら生態学の理論を学ぶための教科書です。とても実践的です。卒業研究で生態学的なテーマを選ぼうという人は挑戦してみてください。[Amazonリンク]
- 「生態学: 個体から生態系へ」(ベゴンほか著、京都大学学術出版会、2013年)
- 定番にして国際標準の生態学の教科書です。厚さ10cmくらいあります。値段もすごいです。生態学分野で大学院に進学するならば必読です。私が学部生の頃は翻訳がでていなくて、3回生のときに友人たちと英語版の輪読会をしたのが懐しい。[Amazonリンク]