「自然人類学」の参考書

人類学とは、人間の普遍性と多様性を探求する学問分野です。 自然人類学は、それを主に生物学的側面から解明しようとする領域になります。 火曜1限の「自然人類学」では、人間 Homo sapiens の生物学的特徴とはなにか、 それらの特徴がいつ、どのように進化してきたのかを中心に学びます。

人間とはわたしたち自身のことですから、人類学はどの分野を専攻する人にとっても興味深い分野であるはずです。 いくつか、参考書を紹介しておきます。

「自然人類学 (3STEPシリーズ8)」(中村・森本編、昭和堂、2025年)
2026年時点で、もっとも最新の知見を収録したテキストです。自然人類学のさまざまなトピックについて、最新の研究成果をちりばめながらわかりやすく解説してくれています。章末には自習のためのワークもついていて実践的です。[Amazonリンク]
「化石が語る-サルの進化・ヒトの誕生-知識ゼロからの京大講義」(高井・中務著、丸善出版、2022年)
人類を含む霊長類の化石からわかる人類学の特徴や化石研究の手法などをが平易に書かれていてわかりやすいです。[Amazonリンク]

教科書的な書籍はほかにもたくさんありますが、この分野は日進月歩なので、網羅的な参考書を探す場合、なるべくあたらしいものを求めるのがよいでしょう。

一方、有名な人類化石の発見者たちが、発掘の体験も含めて「自分の化石」を紹介する書籍も多数あります。これらは、古くなっても読みごたえがあります。授業の中で随時紹介してゆきます。

#自然人類学   #参考書   #学生むけ