知らぬ間にこんなマンガが人気になっていて、年明けからアニメ放送もはじまった「ダーウィン事変」 にはまっています。 遺伝子工学によって生み出されたヒトとチンパンジーのハイブリッドのチャーリーが主人公です。 チャーリーの姿かたちや心のありようは周囲の人を驚かせるのですが、この設定が絶妙です。 自然人類学や霊長類学の最新の研究成果がしっかり盛り込まれていて、専門家の視点からも、ものすごく「リアリティ」があります。 想像上の存在に科学的なリアリティを与えるのはSFの真骨頂ですね。 私が大学生のときにハマった「寄生獣」を彷彿とさせます。
あまりによくできているので、霊長類学や自然人類学の教科書に指定しようかと思いました。 でも、コミックスはまだ完結していないし、既刊を全巻買わせたらかなり高額になってしまうのであきらめました。 と思っていたら、公式ガイドブックがでました。
科学監修は日本モンキーセンター所長の湯本さんです。 実は、湯本さんからファクトチェックを頼まれて、監修の監修みたいなことをちょっとだけやりました。 一般向けのやわらかムックなので若干「軽い」ところはありますが、自然人類学と霊長類学の入門書として超おすすめです。